オオヨシキリの巣を発見
ヨシ原の中にオオヨシキリの巣がありました。 夏頃の話ですが、唐辛子の中にホオジロが巣を作って雛が産まれていました。 見沼田んぼの人里近くで鳥たちも子育てしながら生きています。
ヨシ原の中にオオヨシキリの巣がありました。 夏頃の話ですが、唐辛子の中にホオジロが巣を作って雛が産まれていました。 見沼田んぼの人里近くで鳥たちも子育てしながら生きています。
10月27日 田んぼで生きもの調査を実施しました。 稲刈りが終わった田んぼに小さい蛇を発見。逃げる所を追いかけて、よく見ると、腹の側面に赤い模様があるのでヤマカガシだとわかりました。首の上側に黄色い首輪の模様があり、幼体のようです。毒蛇なので捕まえるのはやめました。 蛇が生息できる環境は、餌になるカエルなどの生きものがいて、隠れる空間が多様な里山環境です。自然の豊かさの指標です。 毒蛇をしっかり見分けて、危険は回避しながらも、ヘビが暮らせる田んぼを残していきたいものです。
10月13日の林の生きもの調査の報告です。 秋晴れの陽気 秋に花が咲くコセンダングサやミゾソバの蜜を吸いにたくさんの蝶が来ていました。 マメ科のヤブツルアズキの花は終わっていましたが、ウラナミシジミが飛び回っていました。交尾や産卵の様子は確認できず。 柿の木の実が熟していて、キタテハとアカボシゴマダラが群がっていました。 トンボはアキアカネがいっぱい。尖った棒の先に停まっています。 頭や胸が真っ赤な赤とんぼは胸の模様を確認するとナツアカネでした。 秋は生きものの姿を観察できる良い季節ですが、今年はいつまでも夏の陽気が続き、短い秋になりそうです。 naka
田んぼの生きもの調査を実施しました。 さいたま市の「さいたまみんなの生きもの調査」として、チョウとトンボを対象に調査・記録・報告をしています。調査員有志で、じゃぶじゃぶラボの田んぼと周辺斜面林をフィールドに2014年から実施しています。 チョウとトンボは自然環境に影響される生きものです。翅があって移動することができるので、環境指標になります。 見沼の保全を考えていくときには、ヒトの都合だけでなく、生きものの視点が必要です。蝶やトンボが生息していける環境をしっかり見ていくことははヒトにとっても大事なことです。 ということで、 9月28日に田んぼで発見した草花と生きものです。田んぼに来た時に探してみてください。 用水路沿いには彼岸花の赤い花が豪華絢爛に咲き、目を引きます。ヒガンバナは種をつけないのでヒトが球根を植えることによって増えていきます。 田んぼの雑草は何度草刈りしても負けじと生えてきて秋には花を咲かせ、種をつけていきます。花はみんな小さくて地味なので、探すと見つかる感じです。 青い花のコナギやツユクサ。ピンクのイヌタデ、イボクサ、キクモの花。 黄色い花はコセンダングサやヤブツルアズキ ウスゲチョウジタデなど 田んぼの強害草、憎たらしいコナギやイボクサはしっかりと花をつけてしぶとく生き残っていくようです。 そうした花にチョウは蜜を吸いにきて、受粉を手伝っているので、考えると複雑な気持ちですが、チョウの調査をしていると思い入れをしていくのは仕様がありません。うまい答えはなかなかありませんが、これからもいろんな発見を楽しみ紹介していきたいと思います。 naka
代用水の桜並木桜の葉っぱにたくさんの毛虫。 葉っぱが食べられて丸坊主になっている枝もあります。木の下にはコロコロした黒い粒がたくさん。幼虫の糞です。 毎年この季節に登場するモンクロシャチホコです。桜毛虫とも呼ばれています。 この毛虫は毒が無いので触っても大丈夫ですが、毒毛虫もいるので図鑑でしっかり確認してください。 naka