6月 2008

「不耕起栽培」農水省報告書に

 最近、地球温暖化防止の高まりの中で「環境保全型農業」として 農水省ほかで「不耕起栽培」が注目されつつあり、農水省報告書 で取り上げられました。   1、 地球温暖化の問題が議論の段階でなく全体の課題になりつつあります。アメリカ、中国等の「ポスト京都議定書」の世界的枠組みへの参加の見とうし。洞爺湖サミット等もあり冷戦後の大きな課題となっています。   2、 こうした中で、農水省は昨年の10月から「今後の環境保全型農業に関する検討会」を開催。今年3月「同報告書」がまとまり、発表されました。   3、「報告書」によると、これまでの、化学肥料や農薬の使用量を減らし、環境負荷を減らす考え方が基調となっていた「環境保全型農業」だけでなく、新たな課題を盛り込んだ点が注目されます。それは、欧米で,強調されている「土壌」の一酸化炭素ーCO2吸収力を促進させ、地球温暖化防止に貢献するとしている点です。   4、 そこで「同報告書」で、注目されているのが「不耕起栽培」です。同報告書では、この種のものとしては、初めて「不耕起栽培」に言及、「CO2の吸収、生物多様性の保全等に高い効果を有するとして適地での不耕起栽培の取り組みの推進」をはかるとしました。   5、 これにともない、ネット上では、不耕起栽培(移植が多いが)の実験結果、民間企業の同取り組み請け負いの宣伝等々が急速に増えています。   不耕起田んぼは地球温暖化防止に大きく貢献か。

不耕起栽培と地球環境

 早いもので。仲間の何人かが「不耕起田んぼ」を初めてから、もう5年が過ぎました。  一方「京都議定書」の発効から5年。あまり意識しませんでしたが丁度、同じ5年です。  所で、農水省は、昨年10月から「環境保全型農業」の検討会を開催、今年3月報告書がまとまりました。これによると、これまで、「環境保全型農業」と言うと化学肥料や農薬などに注目が集まって来ましたがたが、今後、アメリカやヨーロッパなどが「地球温暖化防止」との関連で、注目している「土壌」の持つ「二酸化炭素ーCO2」の吸収力を高める方策をとると述べています。  その具体的方策の一つとして「不耕起栽培」を適地で推進するとしています。  不耕起田んぼは地球温暖化防止に貢献している事が各所で認められつつあります。私たちも、今後、この問題を更に追求したいと思います考えます。  (このブログは毎週木曜日更新予定です)   地球環境とこの不耕起田んぼがつながっている

6月21日田んぼの草取りしました

 6月21日(土)第1回の田んぼの草取りやりました。梅雨空にもかかわらず、雨は落ちず良いコンディションでした。  不耕起田んぼには「アオミドロ」が育ち、「メダカ」が泳ぎ回っていました。  草取りの後、自然観察会をひらき、絶滅危惧種1類の「シャジクモ」を観察しました。  「車軸藻」は、水質の悪化や農薬に弱く、減少が心配されているとかで、詳しい人は、大喜びでした。 もう疲れたよう!    絶滅危惧種の「シャジクモ」が田んぼのあった、メダカもいっぱい

6月7日、2回目に田植えしました

 6月7日、不耕起田んぼで2回目の田植えをしました 梅雨にもかかわらず良いお天気でした。  1回目とは違うメンバーも多く来ました。また埼玉県の見沼担当の土地水政策課の方も2名来て、皆と一緒に草取り、田植えをやりました。      一列に並んで、田植えの始まりです。元気に育ちますように      田んぼをきれいにする草取りも終わり、いよいよ田植えです