脱穀は雨のため延期

10月19日に予定していた脱穀ですが、前日の雨の為 稲穂が濡れていてできませんでした。

10月22日に延期します。

体験参加者が見えたので、もち米の稲刈り体験を実施。子どもたちも楽しそうです。

時間があったので、昨年の稲わら堆肥を掘り起こしたらカブトムシの幼虫を発見。田んぼの草抜きで積んであった草堆肥も掘ってみたら良い土になっていました。

生きものたちが稲わらを分解してくれています。春の耕耘前に田んぼに撒く良い肥料になりそうです。

 

 

生きもの調査 2024/10/13

10月13日の林の生きもの調査の報告です。

秋晴れの陽気 秋に花が咲くコセンダングサやミゾソバの蜜を吸いにたくさんの蝶が来ていました。

マメ科のヤブツルアズキの花は終わっていましたが、ウラナミシジミが飛び回っていました。交尾や産卵の様子は確認できず。

柿の木の実が熟していて、キタテハとアカボシゴマダラが群がっていました。

トンボはアキアカネがいっぱい。尖った棒の先に停まっています。

頭や胸が真っ赤な赤とんぼは胸の模様を確認するとナツアカネでした。

秋は生きものの姿を観察できる良い季節ですが、今年はいつまでも夏の陽気が続き、短い秋になりそうです。

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稲刈りの続き 彩のきずな終了

10月12日  青空の下  汗ばむくらいの陽気、稲刈りの続き 彩のきずなの残りの半分 手刈りとバインダーの機械で刈り終えました。

束ねた稲わらをみんなで運んで稲架に掛けて天日干しで乾燥させます。子どもたちの笑顔がみれました。

稲刈り体験

稲刈り体験イベント 10月5日の予定でしたが、天気予報が雨だったので、延期しました。朝の内はまだ雨が降っていなかったので、スタッフが現地で待機していたところ、親子の参加者がいらっしゃいました。せっかくなので少しだけ稲刈りを体験してもらいました。

お話をお聞きすると、親御さんが小さいころ田んぼ体験をしていて、お子さんにも田んぼの体験に触れてほしいとの思いで参加されているとのこと。

私たちの田んぼの活動が、親子の中で体験を伝える場になっているとのことで、うれしいかぎりです。

翌日6日は、朝の内は雨が少しぱらついていましたが、次第にあがり、体験の親子が見えて、楽しく稲刈りをしていただきました。

作業の方は稲刈り機バインダーも使って、彩のきずなの半分が終了しました。

 

 

生きもの調査 2024/9/28

田んぼの生きもの調査を実施しました。

さいたま市の「さいたまみんなの生きもの調査」として、チョウとトンボを対象に調査・記録・報告をしています。調査員有志で、じゃぶじゃぶラボの田んぼと周辺斜面林をフィールドに2014年から実施しています。

チョウとトンボは自然環境に影響される生きものです。翅があって移動することができるので、環境指標になります。

見沼の保全を考えていくときには、ヒトの都合だけでなく、生きものの視点が必要です。蝶やトンボが生息していける環境をしっかり見ていくことははヒトにとっても大事なことです。

ということで、

9月28日に田んぼで発見した草花と生きものです。田んぼに来た時に探してみてください。

用水路沿いには彼岸花の赤い花が豪華絢爛に咲き、目を引きます。ヒガンバナは種をつけないのでヒトが球根を植えることによって増えていきます。

田んぼの雑草は何度草刈りしても負けじと生えてきて秋には花を咲かせ、種をつけていきます。花はみんな小さくて地味なので、探すと見つかる感じです。

青い花のコナギやツユクサ。ピンクのイヌタデ、イボクサ、キクモの花。 黄色い花はコセンダングサやヤブツルアズキ ウスゲチョウジタデなど

田んぼの強害草、憎たらしいコナギやイボクサはしっかりと花をつけてしぶとく生き残っていくようです。

そうした花にチョウは蜜を吸いにきて、受粉を手伝っているので、考えると複雑な気持ちですが、チョウの調査をしていると思い入れをしていくのは仕様がありません。うまい答えはなかなかありませんが、これからもいろんな発見を楽しみ紹介していきたいと思います。

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