カテゴリー '旧見沼不耕起田んぼ日記より'

不耕起栽培と地球環境

 早いもので。仲間の何人かが「不耕起田んぼ」を初めてから、もう5年が過ぎました。  一方「京都議定書」の発効から5年。あまり意識しませんでしたが丁度、同じ5年です。  所で、農水省は、昨年10月から「環境保全型農業」の検討会を開催、今年3月報告書がまとまりました。これによると、これまで、「環境保全型農業」と言うと化学肥料や農薬などに注目が集まって来ましたがたが、今後、アメリカやヨーロッパなどが「地球温暖化防止」との関連で、注目している「土壌」の持つ「二酸化炭素ーCO2」の吸収力を高める方策をとると述べています。  その具体的方策の一つとして「不耕起栽培」を適地で推進するとしています。  不耕起田んぼは地球温暖化防止に貢献している事が各所で認められつつあります。私たちも、今後、この問題を更に追求したいと思います考えます。  (このブログは毎週木曜日更新予定です)   地球環境とこの不耕起田んぼがつながっている

6月21日田んぼの草取りしました

 6月21日(土)第1回の田んぼの草取りやりました。梅雨空にもかかわらず、雨は落ちず良いコンディションでした。  不耕起田んぼには「アオミドロ」が育ち、「メダカ」が泳ぎ回っていました。  草取りの後、自然観察会をひらき、絶滅危惧種1類の「シャジクモ」を観察しました。  「車軸藻」は、水質の悪化や農薬に弱く、減少が心配されているとかで、詳しい人は、大喜びでした。 もう疲れたよう!    絶滅危惧種の「シャジクモ」が田んぼのあった、メダカもいっぱい

6月7日、2回目に田植えしました

 6月7日、不耕起田んぼで2回目の田植えをしました 梅雨にもかかわらず良いお天気でした。  1回目とは違うメンバーも多く来ました。また埼玉県の見沼担当の土地水政策課の方も2名来て、皆と一緒に草取り、田植えをやりました。      一列に並んで、田植えの始まりです。元気に育ちますように      田んぼをきれいにする草取りも終わり、いよいよ田植えです

田植え4日後の稲です。元気です

 24日(土)に田植えをしました。4日後、27日の稲の写真です。元気に育っています。  「田植え」はご苦労様でした。「手植え」(手で一本一本植える事)です。田植えをする女性を「早乙女」(さおとめ)と言ったそうです。そうあの歌に出てくる「早乙女」です。    水が多すぎると、稲がもぐり、窒息してしまい、少なす ぎると乾燥。気をつかう時期です。  でも「苗」の強弱は、田植えで「浮き植」にならによう しっかり植える事と、それ以前の「塩水洗」(塩水の中で の種モミの選別)と「侵種」(発芽をうながすためモミを風呂桶などの水にいれる)にあるそうです。  立派な「苗」をご苦労様。しっかり「田植え」した4日後の「稲」の写真、掲載します。  昔は、普通の田んぼでも冬に水が張らていたそうですし水のある期間は今よりずっと長かったようです。生き物は、水のサイクルに合わせて、進化、生活して来ました。 (毎週木曜定期、随時更新)  立派な「苗」をご苦労様。しっかり「田植え」した4日後の「稲」の写真、掲載します。  昔は、普通の田んぼでも冬に水が張らていたそうですし水のある期間は今よりずっと長かったようです。生き物は、水のサイクルに合わせて、進化、生活して来ました。 (毎週木曜定期、随時更新)      

今年第1回の「田植え」をしました。次回は6月7日

 5月24日(土)埼玉県公有地の田んぼで、4年目に入る「不耕起田んぼ」の今年、第1回の「田植え」行われました。最初に、田植えをする田んぼの草取り、代表が家で育てた大事な不耕起用苗を、皆で植えしました。  雨も降らず、絶好の「田植え日和」でした。田んぼには「ヤゴ」や「トウキョウダルマガエル」(準絶滅危惧種)「ニホンアマガエル」(地域別危惧種)などが一杯です。カエルは田んぼで悪さする虫達を食べてくれるそうです。今年一年どんな生き物に会えるか楽しみです。(今年は、「カエル年」です。市内でも市民が調査中)  最後に、田んぼの生き物担当のKさんに解説してもらいました。第2回の田植えは、6月7日、土曜日、午前9時、不耕起田んぼで行われます。今年1年、田んぼのドラマの開始です。演出はあなた。 (参加自由、無料、今年のスケジュール、用意するものなど、前回ブログ参照)     「田植えて言って、草取りかよう?」     ようやく「田植え」です     「あー疲れた。でも良い気持ち。代用水からの水がタップリです。