「彩のきずな」を羽釜で炊いてみんなで食べよう!

11月16日 古代米の脱穀の予定でしたが、籾が乾いていなくて中止。 脱穀とは天日干しにした稲の穂先から籾を落とす作業ですが、籾の水分量が重要です。水分計で測ったところ17%でした。目安は15%です。一昨日からの雨の影響だと思います。水分量が多いままに脱穀してしまうと籾摺りの時点で不具合が起きたりカビがでたりします。 天日干しの脱穀は天気予報を見ながら計画を立てる必要があるという教訓です。 そこで急遽、 今年のお米 「彩のきずな」を羽釜で炊いてみんなで食べよう! に変更しました。 作業は竹切りと鉈割りで薪を作り、まずは火起こし。精米したお米を羽釜に入れて水につけ、火に載せます。火の加減も重要です。炊けてから蒸らしたり待つことしばらく。羽釜の蓋を開けると湯気が立ち上り良い香りがしてきます。お米をお皿に取り分けて、みんなめいめいで自分でおにぎりにしていただきました。 心地よい晴れ渡る空と田んぼの解放感も相まってみんなの笑顔が見れました。食物を仲間と一緒に食べることを「共食」というそうです。田んぼ体験で得られる特典です。 その他、神丹穂の稲刈りや籾摺機の試運転、足踏み脱穀機と唐箕の体験など盛りだくさんの一日でした。

古代米の稲刈り

11月9日 秋晴れの中、古代米の稲刈り 今年最後の稲刈りでした。 バインダーで稲刈り 順調に行くと思いきや、タイヤが田んぼに何度もハマってしまい、途中で機械刈りを諦め、手刈りで一気に終わらせました。 稲束を結わえながら、おしゃべりができてゆっくりと流れる時間は心地良いものです。確実で頼りになるのは最後は人力です。 子供たちはバッタ採りに夢中でした。

籾摺りに行ってきました

11月6日 行田まで籾摺りに行ってきました。いつもお世話になっている農家です。 籾摺りとは脱穀したお米のもみ殻を取り除いて玄米にする作業です。 品種ごとに籾摺り機に入れていきます。 「彩のきずな」は順調に進み、質もまずまずでした。 「イセヒカリ」は籾が擦れなくて残ってしまいました。籾の水分量を測ったところ17%。天日干しの期間が短かかったのと青米が混じっていたりで充分に乾燥できていなかったようです。籾摺り時に15%まで乾燥させないとダメなので、反省点です。2度擦りしたりして何とか玄米まで仕上げましたが、未熟米が多くて収量も厳しいものでした。 ともあれ、稲刈りから脱穀、籾摺りまで終わりました。機械の故障も乗り越えて  田んぼの仲間の協力でここまでこれたと思います。ありがとうございました。    

もち米 イセヒカリの脱穀

10月31日 秋晴れの心地よい陽気 もち米とイセヒカリの脱穀をやりました。 11月2日が脱穀の予定でしたが、天気が雨の予報なので、6日の籾摺りまでに間に合わせなくてはとの思いで、急遽前倒しで実施しました。 急な呼びかけにも関わらず、多数のメンバーが集まってもらいました。 ハーベスタの脱穀機、途中で機械がガラガラと音が鳴りだして緊急停止。カバーを開けて試運転をしたところ、部品のネジが外れたのが原因でした。その後は順調で午後過ぎには終了しました。 11月6日には行田まで籾摺りに行ってきます。      

生きもの調査 ヤマカガシを発見

10月27日 田んぼで生きもの調査を実施しました。 稲刈りが終わった田んぼに小さい蛇を発見。逃げる所を追いかけて、よく見ると、腹の側面に赤い模様があるのでヤマカガシだとわかりました。首の上側に黄色い首輪の模様があり、幼体のようです。毒蛇なので捕まえるのはやめました。 蛇が生息できる環境は、餌になるカエルなどの生きものがいて、隠れる空間が多様な里山環境です。自然の豊かさの指標です。 毒蛇をしっかり見分けて、危険は回避しながらも、ヘビが暮らせる田んぼを残していきたいものです。