「不耕起栽培」農水省報告書に

 最近、地球温暖化防止の高まりの中で「環境保全型農業」として
農水省ほかで「不耕起栽培」が注目されつつあり、農水省報告書
で取り上げられました。

 

1、 地球温暖化の問題が議論の段階でなく全体の課題になりつつあります。アメリカ、中国等の「ポスト京都議定書」の世界的枠組みへの参加の見とうし。洞爺湖サミット等もあり冷戦後の大きな課題となっています。

 

2、 こうした中で、農水省は昨年の10月から「今後の環境保全型農業に関する検討会」を開催。今年3月「同報告書」がまとまり、発表されました。

 

3、「報告書」によると、これまでの、化学肥料や農薬の使用量を減らし、環境負荷を減らす考え方が基調となっていた「環境保全型農業」だけでなく、新たな課題を盛り込んだ点が注目されます。それは、欧米で,強調されている「土壌」の一酸化炭素ーCO2吸収力を促進させ、地球温暖化防止に貢献するとしている点です。

 

4、 そこで「同報告書」で、注目されているのが「不耕起栽培」です。同報告書では、この種のものとしては、初めて「不耕起栽培」に言及、「CO2の吸収、生物多様性の保全等に高い効果を有するとして適地での不耕起栽培の取り組みの推進」をはかるとしました。

 

5、 これにともない、ネット上では、不耕起栽培(移植が多いが)の実験結果、民間企業の同取り組み請け負いの宣伝等々が急速に増えています。

 

不耕起田んぼは地球温暖化防止に大きく貢献か。

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